瑕疵担保責任②

みなさんこんにちわ。

先日行われました、宅建協会支部研修で瑕疵担保責任について受講してきました。

本日は、地中埋設物についてのまとめです。

地中に、コンクリート片などが埋設されていた場合、必ず「瑕疵」になるのでしょうか?

答えはNOです。

 

地中埋設物の瑕疵の基準は、その土地上に建物を建設するにあたり支障となる

質・量の異物が地中に存するために、その土地の外見から通常予測され得る地盤の

整備・改良の程度を超える特別の異物除去工事などを必要とする場合には、

宅地として通常有すべき性状を備えないものとして土地の「瑕疵」になると考える。

とのことでした。

 

事例①として ( 東京地裁 H4.10.28 )

宅地の売買をした所、大量の材木片などの産業廃棄物、広範囲にわたる厚さ約15センチ

のコンクリート土間及び最長約2メートルのコンクリート基礎10個が地中に存在したケース

このケースでは、売主が瑕疵担保責任を負うという判決がでました。

 

事例②として ( 神戸地裁 H59.9.20 )

宅地の売買をした所、ビニール片などの廃棄物が地中に混入していたため、ベタ基礎工法

の予定が杭打ち工法に変更を余儀なくされたケース

このケースでは、売主に瑕疵担保責任はないという判決がでました。

 

ポイントは、異物除去工事等を必要とするか否かということですね。

 

 

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